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東北紀行(22)福島 「佐藤氏と継信・忠信兄弟」

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 東北紀行(22)福島 「佐藤氏と継信・忠信兄弟」  ,



翌朝、時間が制約される中、朝食後急いで支度にかかり出発する。
岳温泉から東北道の二本松ICまで、概ね、20分で到着した。

時間的制約というのは、高速道路でETCを利用する場合の割引制度があり、その中の1つに「通勤割引制度」がある。 その制度とは、入口料金所または出口料金所を午前6時~午前9時までの間、または午後5時~午後8時までの間に通過すれば100Kmまでしゃ50%の割引として料金計算されるのである。 
尚、余計かもしれないがETCカードを別々に2種類持ち合わせる場合は、倍の200kmまで利用できるのである。

これから東北道・二本松ICから花巻まで向かう予定だが、因みに、二本松⇔花巻は通常では(245.3km、2時間半、料金5500円)、ETCを利用すると二本松⇔仙台宮城(96km 、2,650円、通割1,350円)、仙台宮城⇔平泉前沢(99.4km2,750円、通割1400)平泉前沢⇔花巻南(49.5km 1450円、平割1000円)で、3350円で走れることになる。
二本松ICへは、当初思っていた通り、7時45分にゲート・インすることができた。



佐藤氏と継信・忠信兄弟  、

先ず、福島市街地に到る。
中世の頃、福島、及び福島県の中央部である信夫、伊達、白河地方を支配していたのは奥州平泉の覇者・藤原氏で、其の三代目・秀衡の下で管理を任されていたのが豪族・佐藤基治(佐藤庄司ともいう)という人物であった。
基治は、その秀衡の私有地の、荘園管理の職名を庄司(荘司;荘園の領主の命を受けてその荘園を管理していた職名、郡司で荘司を兼ねるものを大荘司という)と称したので「佐藤庄司」とも呼ばれ、湯野・飯坂を本拠としたため「湯庄司」とも呼ばれていた。


源氏の御曹司・「源義経」は平清盛に捕えられ仏門修行で鞍馬山に入っていたが、その後、密かに平泉の藤原秀衡のもとに下り保護されていた。
同様に平治の乱の後、伊豆の地に蟄居幽閉(実は全く自由であった)されていた源頼朝であるが、源平物語の段でいよいよ平家衰退が見え始めた頃頼朝が挙兵する。
併せるように義経は平泉から奥州各地の兵を引き連れながら鎌倉に駆けつける。
この時、福島(出身は奥州信夫郡:現在の福島市飯坂町)からは基治の子、継信(つぐのぶ)と忠信が加わった。

継信と忠信は義経四天王といわれる勇猛な兄弟で、父の願い通り平家討伐に偉功を挙げ、剛勇を称えられることとなる。 
兄の継信は、屋島の合戦で平家の能登守教経が放った矢から義経を守り、身代わりとなって戦死したが、継信の死は源氏方を勝利に導き、後の歴史に大きな足跡を残した。
一方、弟の忠信は頼朝と不和になった義経とその一行が吉野山に逃れたとき、危うく僧兵に攻められそうになるところ、自らの申し入れで僧兵と戦い、無事主従一行を脱出させている。 その後、六條堀川の判官館にいるところを攻められ壮絶な自刃を遂げた。

無事奥州に下った義経一行は平泉に向かう途中、福島の基治に会って継信、忠信の武勲を伝えるとともに、追悼の法要を営んだと言われる。
福島市飯坂町にある寺院・医王寺は、信夫郡を支配した佐藤氏の菩提寺で、境内には、平安時代末期の武士で奥州藤原氏の姻族・佐藤基治とその子佐藤継信と佐藤忠信の墓が残されている。

後年、松尾芭蕉が奥の細道の旅の際に訪れ、

「 笈も太刀も 五月に飾れり 紙のぼり 」
(弁慶の笈:おい、も義経の太刀も、5月の端午の節句に紙幟と一緒に飾って祝ってもらいたい)

という句を詠んでいる。

松尾芭蕉が医王寺宝物として所蔵していた弁慶の笈や義経の太刀を見て詠んだ句で、句中に登場する「」は武蔵坊弁慶が寄進した物という言い伝えがある。
尚、奥州藤原氏については後ほど詳しく、

次回、仙台の始祖・「伊達政宗



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