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東北紀行(41)花巻 「新渡戸稲造の人物像」

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 東北紀行(41)花巻 「新渡戸稲造の人物像」   、











「五千円札」の肖像画で有名な新渡戸稲造である・・!

稲造は9歳 で上京し、13歳で東京英語学校に学び その後、札幌に農学校(北海道大学)が設立されたのを聞いて、 同じ学校で学んでいた内村鑑三らと共に 第2期生として入学する。
それは、W・S・クラーク博士が、札幌農学校 の教え子らに、 " Boys, be ambitious!  "(青年よ、大志を抱け!) と言ったことに感化されたともいう。

札幌農学校を卒業した新渡戸先生は、 明治16年(1883年)、東京大学に入学する。
志は「私は太平洋の橋になりたい」 、 「西洋の思想を日本に伝え、東洋の思想を西洋に伝える橋になる」 という思考の基に、天から与えられた使命として、外事事情に生涯を捧げる。

後に、アメリカやドイツに留学し、幅広い学問を修め、 当時の日本人としては珍しいほど、豊かな 国際性を身につけ、1919年には 豊かな国際性と学識のゆえに 、台湾総統の下の台湾殖産に携わり、遂に日本代表として国際連盟事務次長 に推薦されるに到る。


又、新渡戸氏は日本統治下にあった「台湾」の発展に尽力した一人であった。
明治中期、日本の台湾統治に当って日露戦争でも活躍した児玉源太郎は先ず、後藤新平(後の東京市 長)を民政長官に起用した。 
其の後、児玉と後藤が台湾農業振興のために、三顧の礼で迎えたのが、日本で最初の農学博士・新渡戸稲造であった。

新渡戸は半年かけて台湾全土を巡り、製糖産業に目をつけた。 そして品種改良、耕作方法、加工法の改善に取り組んだ。  
この努力が実り、1900年に3万トンだった産糖は、1940年には160万トンとなり、台湾は世界有数の生産地となった。 
併せて、農業政策や農業青年の教育に力を尽くし、特に、台湾での起業を後押しする目的で設立された東洋殖民専門学校の理事に就任、現在の拓殖大学の礎をつくった。



新渡戸氏は以上のような国際人である傍ら、同時に「武士道」を書いた愛国者でもあった。
その 代表的著書である『武士道』 を世界に紹介、日本精神を世界に紹介するために、本は英語でも書かれている。


昭和初期、軍部が台頭し軍国思想が勢いを 増してゆく 。
そんな時勢、新渡戸稲造は日本の前途を憂い 、 「我が国を滅ぼすものは 共産党と軍閥である」 と語り、批判を浴びながらも国内が軍勢の色濃くなるのを憂う。

昭和天皇は新渡戸氏を深く信頼し、幾度か宮中に呼ばれ てアメリカの情勢を尋ねる 。
氏は 天皇のご意向を受け 、日米戦争を回避する ためにアメリカに渡り 、日本の立場を訴える 。 
しかし、 アメリカからは理解されず 、その心境を歌に詠んでいる。


『 折らば折れ 折れし梅の枝 折れてこそ
            花に色香を いとど添うらん
 』


翌年(1933年)、 太平洋会議に出席するが帰路、病に倒れ 、バンクーバー市の 近くのビクトリアにおいて 、愛妻メアリーに看取られつつ71歳で死去する 。
新渡戸稲造農学者、農政家、法学者、教育家の顔を持ち、農学、法学、哲学の博士号を得ている。
尚、生誕の地である盛岡市と客死したビクトリア市は、新渡戸稲造が縁となって現在姉妹都市を結んでいるという。

次回、「花巻の三偉人



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