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東北紀行(126)南会津 「南郷村」

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 東北紀行(126)南会津 「南郷村」  ,




田島の駅前から会津鉄道の高架をくぐり、直ぐに阿賀野川を渡って国道289号線を行く。

阿賀野川は南会津地方ではでは大川と称しているらしいが、さすがにこの辺りは山間の水源地にも近く(水源は県境の荒海山)細々と流れている。 
実は、新潟の日本海へ注ぐ阿賀野川は、下流部ではの河川水流量は日本最大級だそうである。


余り車の通らない国道を、純田舎の風景を堪能しながら駒止峠へ向かう。 
途中、所々に駒止湿原の案内表示が出ている。 
どうやら峠手前の針生の集落からルートが付いているらしく、こちらからだと20分程度の軽い山歩きで到達することができる。

 
駒止湿原は尾瀬ヶ原をギュット小さくしたような規模で、湿原の性質は殆ど同じ性格を持つという。 
南会津町と昭和村の間の標高1100mに位置する湿原で、三つの湿原がなり、(大谷地・白樺谷地・水無谷地)こちらも堂々と国の天然記念物に指定されていて尾瀬の陰に隠れたチョットした穴場の存在かもしれない。

尾瀬の標高が1500mあるのでシーズン開始はやや早く、5月上旬には雪解けが始まり、湿原に入ることができるようになるという。
こちらも湿性湿原特有の湿原植物の貴重な宝庫で水芭蕉をはじめ、ワタスゲ、リュウキンカ、ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、ショウジョウバカマ、コオニユリ、エゾリンドウなど春から初夏にかけて次々と咲き乱れる。

特徴は三つの湿原からなっているが、駒止湿原でしか見ることのできない貴重なモリアオガエルの生息地域にもなっているという。

昔の駒止峠は、駒を止めるほど難所だったといわれる。 
燧ヶ岳、会津駒、浅草岳などが美しすぎて、駒を止めて一休みしたからとの説もある。 
ただ、駒止湿原が其の当時から知られていたかどうかは定かでない。


峠のトンネルを抜けるとこちらは南郷村である。
小生の手持ちの地図上では未だ南郷村であるが、当地は平成の大合併で2006年、南会津郡田島町・舘岩村・伊南村と合併して南会津町となっている。 

南郷村といえば九州の脊梁地といわれる日向宮崎の南郷村を思い起こす。 
無論、相当の山中、田舎であるが大陸(朝鮮・百済)の王が隠棲した地として有名なのである。
飛鳥期の7世紀、日本は朝鮮半島で百済の応援のため「白村江の戦い」(はくすきのえ)という戦いを起こし、唐と新羅の連合軍に大敗してしまう。 この時、百済の王族達は日本の各地を転々としながら最終的に落ち着いたのが、「南郷村」であったという。 日向南郷村の中心に百済王の御神体が祀った「神門(みかど)神社」や百済製装飾具が多数収蔵されている「西の正倉院」といわれる倉庫などが今でものこされているという。



気が付くとこの周辺には「」という名が付く町村が多い。
南郷村をはじめ、下郷村、西郷村、本郷町などである。 
(ごう、きょう、さと)というは元々、田舎または里を意味し、地方行政の単位(村の集合体)であった。
奈良時代に制定された律令制における地方行政の単位として、国、郡そして郷が置かれていて、現在の県、郡、村のよなものであろう。 
其の名残がと付く地名になったものであろう。 
会津若松を中心に見ると、下や西そして南の郷と付け、村や町にしたものであろう。 


それにしても小生の日本一周の旅でも気が付いていたが、日本の村がどんどん消滅しているのは寂しいことである。 
特に、近年の「平成の大合併」での市町村の数の推移を見ると、村の数が極端にへっているのが判る。 
因みに、昭和の大戦前後までには市数200、町数1,800、そして村数が9000に近い程あったが、2008年11月現在で市の数783、町の数806、そして「村の数」が193までになっていたのである。


次回、「村の意義



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