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東北紀行(131)只見 「六十里超え」

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 東北紀行(131)只見 「六十里超え」  ,






只見川水系最大の「田子倉ダム」と越後へ向かう「六十里越え」-




さて、道路すぐ脇の「水と電気の只見展示館」せ小用をしながら、内部展示物を何となく見物しながら、チョット休憩をとる。 
水のエネルギーをテーマに水車発電機の模型や水力発電等について現物展示しながら説明がつけてある。

受付窓口には品の良さそうな女性が、たった一人で退屈そうに番をしている様子なので、チョッと声を掛けてみた。

「 これから新潟・小出まで予定しているんですけど 」、地元で電源開発会社が用意してあるパンフレットを指差しながら、
「 そうですね、途中、田子倉ダムから六十里越えという険しい山道がありますが、30分もあれば充分でしょう。 ダムを眺めるのに、いい展望所もありますよ 」と親切におしえてくれた。



国道を走っていると先ず正面に小規模の只見ダム、そして次に巨大な田子倉ダムが衝立のように接近してくる。 
早速、ダムの右側より急な上りが始まった。 

越後三山只見国定公園『六十里越峠』と書かれた看板を見ながら、急勾配、急カーブが連続するタイトな道を高度を一気に上げて山道を登って行く。 
そして、急に視界が開けた場所に出た。 

「ハハーン、さっきのお姉さんが言ってたところかな」 既に車が数台も止まっていた。
この先は、スノーシェッドや小さなトンネルが続く。 

スノーシェッドは、鉄骨やコンクリートでつくられている光の届くトンネルのようなものであ
ろう。
雪解けや大雨で小規模の崩落は常なのであろう、崩落工事による片側交互通行の箇所もあり、かなり急勾配の上りで尚且つ円を描くような大曲小曲りが続く。 



ところで、ここ六十里越えの難所に鉄道が走っていた。 
JR只見線である。

元より、会津側、越後側(小出)両側の途中までは早い段階で開通していたらしいが、田子倉ダム建設に伴い機材、資材の輸送用として1971年(昭和46年)に「六十里越え」を貫通させ、両県がつながったらしい。 
其のほとんどの部分はトンネルの中を走るが、当初の目的駅である「田子倉駅」が湖面に沿って表に出ている。 
ただし、駅構内の駅舎はシェルターに覆われている為展望はきかないし、冬季は停車しないそうだ。


国道252号は豪雪地帯を走るため、冬季(年により異なるが、11月下旬から翌年5月中旬まで)には通行止めとなる。 
従って、只見線は越後・会津を結ぶ、唯一の交通手段となる。 

このような特殊事情により、経営に困難のある非常な閑散路線でありながら、国鉄再建法による赤字ローカル線廃止の対象除外となっていて、現代に至るまで路線廃止を免れているという。

最近の秘境ブームや熟年、女性の旅行ブームも手伝って、この只見線は、絶景の秘境路線としても知られている。 
その風情と車窓から眺める破間川・只見川の渓谷美、それにマッチした新緑や紅葉が美しいことで知られ、行楽シーズンは混雑することもあるという。

特にシーズン中、自然以外は全く何も無い「田子倉ダム駅」は人気だという。

2008年日本経済新聞によれば、只見線は「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン」の第1位に選ばれており、過去には、2003年に「雪景色のきれいなローカル線ベストテン」の第3位に選ばれている。


次回最終、更に「六十里越え



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