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金峰山の奇跡; ;第一部:登行編(2)

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全文要旨
鼓動が高鳴る“奇跡の体験”は、数十年以上も過ぎた今日でも、鮮明に記憶の隅に残っている。 それは、超混雑していた奥秩父の名山・金峰山の山小屋での出来事だった。
・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・
やがて、就寝の時間がやってきてランプの灯火が消され、騒がしかった人々が次第に睡眠の寂の世界へ向かいつつあった。
そんな中で、私には何かが起こりつつあったのだ・・!!

以下は本文へ・・、
☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆




金峰山の奇跡; ;第一部:登行編(2) 


昭和47年(1972年)9月末日

毎度お馴染み・・、
山岳夜行専用列車と言っていいほどの新宿発23時55分の鈍行・長野行きに乗り込んだ。 
当時、東京の主要駅では各地方へ向かう夜行便は、列車指定された案内板の前に、使用していないホームや他の空スペースの待合所に整列させられ、発車時間30分くらい前になってやっと駅員の案内で、該当する列車に並んだ順番に乗車するのが通例であった。 


当時、中部山岳や上信越の山に取り付くに、便利な存在は夜行列車だった。
早朝に登山口の駅に到着でき、うまくいけば2000~3000m級の山頂にその日の午後には立てるからだ。 
しかしそういった夜行列車は暫く前に廃止になっているようだ。
以前は、新宿発・午前零時前後に出る普通列車は、八ヶ岳や南アルプスに入山するにはもってこいの夜行列車であった。 甲府には2:30ぐらいに到着し、一息入れてから北岳方面行の始発バスに乗れる。 
叉、八ヶ岳方面へは小淵沢で乗り換えれば清里に5時台に着き、茅野でも始発のバスで赤岳や北八ヶ岳方面に入山できるのである。
他にも、「急行アルプス」という夜行列車などもあったようで、大糸線へ乗り入れており、白馬山方面や後立山連峰、立山アルペンルートに入るには便利な列車だった。



奥秩父北部の登山基地でもある「韮崎駅」へは、まだ夜中といっていい時間帯の午前3時半ごろであったろうか。 
増富温泉行きの一番バスが出るまで駅構内で休眠し、温泉に着いたのは上空がやっと白んでくる頃であった。 

更に、登山者用のマイクロバスに乗り込み、山懐へ入り込んでゆく。 
マイクロバスといっても幌を付けたトラックで、胃下垂を起こすほどのガタガタ道を喘ぎながら登ってゆき、従って、隙間風が入り込んで寒いことおびただしい。
時折、幌をめくって外の様子を覗うと、金山川の清流を底にV字峡谷の天空には澄んだ青空が望まれる。 
蒸ん々々(むんむん)する暑夏もどうやら過ぎ去って、澄んだ秋の風が上空を流れるようなったのかもしれない。 


金山」という数戸しかないと思われる山峡の集落へやってきた。 
こんなバスも通わないような山奥で、どうやって生活を営んでいるのだろうと、不思議にさえ思えるところである。 
尤も、実際は私の乗っている幌バスがこの地まで来ているのだが・・、 そして、この辺りが終点かなと思っていたら、更に、山間へ突き進んでいったのである。

そして、もうこれ以上この先には車が走れる道はありませんと、林道の最奥部まで幌バスはやっきた。 

すぐ近くに立派な山小屋・「瑞がき山荘」(みずがきの“がき”は「牆」と書くが、難解である)が建っている。 
こちらから目的地である名峰・金峰山向かうことになる。 
叉、こちらは岩だらけの百名山・「瑞がき山」の登山基地でもある。


この山荘に投宿したのだろう・・?、
身支度を整えた何組かの登山者が、今まさに出発するところである。 
行き先はどちらの山であろうか・・?。


山荘で、眠気覚ましと気付けにホットコーヒーと持参した軽食を軽く口にする。
この辺り、さっぱりした樹林帯が広がっている。 
唐松の間にみずならや白樺が垣間見え、行楽地としては絶好のエリアではなかろうか。 頃良いシーズンでもあり、この後続々と行楽客が訪れるのであろうか・・?。

何でも、近い将来この地から「黒森」方面へ連絡道路が繋がって、一帯が自然公園になる計画があるらしい。 既に、黒森から信州・川上村、野辺山方面へは信州峠を経て甲信林道が通じているので、さぞ賑やかになるだろう。


次回へ、つづく・・、



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